『リプレイ』Ken Grimwood(著)、杉山高之(訳)
ケン・グリムウッドの『リプレイ』を読ませて頂きました。
個人的に、何らかの原因で同じ時間を繰り返す物語、いわゆるループものは好きなジャンルの一つです。
そんなループものの金字塔的な作品である『リプレイ』をお恥ずかしながら今まで読んでませんでした。
ちょっと硬く、難しそうな印象もあったため積読期間が長かったのですが、読んでみると全くそんなことはなくてとても読みやすかったです。
展開も早く、結構サクサク進みます。
先の展開が読めないのでどんどん読み進めていくことができました。
長い、長い繰り返される人生の再演の中で主人公は何を考え、どう行動するのか
生きることの理不尽さや不可解さ、そして、だからこその最高の幸福、、、
読み終わった後は、もっと自分の人生を真剣に生きようと思わせてくれるよい作品でした(^^♪
リプレイ (新潮文庫)