ゲットウ / Alpinia zerumbet
ゲットウの花です!
キレイですねー(^^♪
正面から、
横から、
また、ゲットウの葉の縁(葉縁:ようえん)がじゃっかん褐色に縁どられているのですが、
実は、褐色の毛が生えています。
写真で拡大したものです。
また、葉縁だけでなく主脈(しゅみゃく)の方にも毛が生えています。
似た植物のアオノクマタケランとの区別点になるので載せておきます(>_<)
ゲットウの実が色づいてくると秋だなぁと実感しますねぇ(^^♪
実が割れて中のタネが顔を出しています。
タネは砂糖をまぶしたようで美味しそうですね♪
ゲットウ(月桃)は沖縄では非常になじみ深い植物で、
ムーチー(鬼餅)といわれる沖縄の伝統菓子に使われます。
また、抗菌作用や抗酸化作用、整腸作用、防虫効果、リラックス効果など様々な分野で効果が期待されているようです。
そのため、石鹸や化粧水、お茶、虫よけ、アロマなど様々な商品が販売されています。
アイスクリームにもゲットウ味があるようなので是非食べてみたいですね!
ただ、知合いのお菓子屋さんがムーチーを県外に販売に行ったところほとんど売れなくてがっかりしていました。
いい香りなのですが、香料としては人を選ぶ香りなのかもしれませんね。
機会があったら是非お試しください(>_<)
分類
|ショウガ目 Zingiberales
| ショウガ科 Zingiberaceae
| ハナミョウガ属 Alpinia
| ・ゲットウ Alpinia zerumbet
参考
・『フィールドガイド 沖縄の生きものたち』 沖縄生物教育研究会編(Amazon・楽天)
・『琉球弧・野山の花』片野田逸朗(著)、大野照好(監修) (楽天・Amazon)
・『琉球の樹木』大川智史・林将之(著) (楽天・Amazon)
(最終更新 20181004)
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