カンヒザクラの透明標本 / Transparent Specimen of Cerasus campanulata
カンヒザクラ(Cerasus campanulata)の花を透明標本にしてみました。
別個体の透明標本です。
子房が透けて見えています。
子房周位(しぼうしゅうい)ということがよくわかりますね♪
形状を保ったまま全方向から中の様子をうかがうことができるのは透明標本の特出した利点の一つですね(^^♪
(最終更新 2019.1.15)
カンヒザクラ(Cerasus campanulata)の花を透明標本にしてみました。
別個体の透明標本です。
子房が透けて見えています。
子房周位(しぼうしゅうい)ということがよくわかりますね♪
形状を保ったまま全方向から中の様子をうかがうことができるのは透明標本の特出した利点の一つですね(^^♪
(最終更新 2019.1.15)
突然のコメントをご容赦ください。
カンヒザクラ,シマトウガラシ等の透明標本を見て,その美しさに大変感心しました。
自分でもやってみたいと思うのですが,差し支えなければ,その作り方をご教示いただけないでしょうか。
魚類・両生類等骨格透明標本の作り方は,近年様々な情報があるのですが,植物の場合でも作り方は同じなのでしょうか?
不躾なお願いとは承知しておりますが,どうぞよろしくお願いします。
コメントありがとうございます。
作成方法は、ご指摘の通り魚類・両生類等の骨格透明標本と同じです。
ただ、①タンパク質含有量が少ない植物体にホルマリン処理が必要なのか?とか、
②動物の骨格透明標本では硬骨染色に用いられるアリザリンレッド処理が必要な植物はいるのか?③どのぐらいの期間でどれほど脱色していくのか?
などなど、わからないことだらけなので試行錯誤しながら作製しております。
いままでのところ、①ホルマリン処理をせず無水エタノールで脱水を行っただけのものでも染色はうまくいっています。②アリザリンレッドについては、染色処理をおこなったものでいまのところ染色されたものはないです。③染色して3年たったものでも顕著な体色はみられていないです(冷暗所での保存)。
少しでも参考になれば幸いです