ビロウ / Livistona chinensis var. subglobosa
沖縄では比較的よく見ることができるヤシです。
また、葉っぱを帽子(クバ傘)にしたり、団扇にしたり、ヒシャクにしたりと様々に利用されます(^^♪
ちなみに、味も美味しいらしく、味が勝るを意味するアズムサなんて方言もあったりするみたいです。
たまに海に近い斜面の海岸林にビロウ林を見ることができます(*´ω`*)
ただ、ビロウの果実って上図のようにアーモンドチョコレートぐらいの大きさがあって、
転がりこそすれ、斜面を登れるとは思えないんですよね、、、
どうやって斜面を登ってるんでしょうかねぇ(;´Д`)
ビロウの稚樹が木の股のウロから顔を覗かせていました!!
上述の通り、ビロウのタネは大きく重たいのでどうやってこんなところにたどり着いたのでしょうね、、、
・上部に位置するビロウの果実が、台風などの強い風で飛んできた。
・カラスなどの大型の動物が運んだ
思いつくものとしては、このぐらいですかねぇ。
はてさて、真相はどうなんでしょうか(*´Д`)
分布
日本では、四国の南部、九州および琉球列島に分布、国外では、台湾に分布するようです。
分類
ヤシ目 Arecales
ヤシ科 Arecaceae
ビロウ属 Livistona
・ビロウ Livistona chinensis var. subglobosa
参考
・『琉球弧・野山の花』(片野田逸朗 著)(楽天・Amazon)
・『ネイチャーガイド 琉球の樹木 奄美・沖縄~八重山の亜熱帯植物図鑑』(大川智史・林将之 著)(楽天・Amazon)
・『フィールド版 日本の野生植物 木本』(佐竹義輔ら 編)(楽天・Amazon)
(最終更新 2019.06.25)